世界でも地域でも活躍できる医師を目指す、第一歩を当院で!研修医募集北米方式の研修を受けてみませんか

管理者のごあいさつ

東京ベイ・浦安市川医療センター 管理者 神山 潤

公益社団法人地域医療振興協会 東京ベイ浦安市川医療センターでの
内科、外科、救急集中治療科の後期研修医募集に当たって

公益社団法人地域医療振興協会
東京ベイ・浦安市川医療センター 管理者 神山 潤

 この募集を見てくださっているのは初期研修医の先生方と思いますが、正直、公益社団法人地域医療振興協会のことをご存じの方は決して多くはないでしょう。この機会に少し地域医療振興協会―Japan Association for Development of Community Medicine; JADECOM―について知っていただければと思います。

 JADECOMは1986年に自治医科大学の卒業生を中心に誕生した公益社団法人で、今年度創立30周年を迎えます。その設立目的は「地域医療の確保と質の向上を通じ地域の振興を図る」です。2016年4月現在正職員数は7400名超、施設68か所、看護学校2か所、1日平均外来患者10000人、入院入所4800人という組織です。約1000名の医師の出身大学は今や全国の80大学すべてに及んでいます。JADECOMはいわば日本全国の地域医療へき地医療のパイオニアです。そしてこの30年、JADECOMは様々な状況の病院経営に携わり、種々のノウハウを蓄積してきたのです。

 このようなJADECOMの中で2017年度には新病院オープンから6年目を迎える東京ベイ浦安市川医療センターでは、医療の標準化が地域そして日本の医療レベル向上に資するとの考えに立脚し、国際標準を念頭に、優秀な指導医のもと新専門医制度に準拠した研修プログラムを構築しました。繰り返しますが、JADECOMの基本は地域医療です。そこで今現在日本が抱えている地域医療の問題の根底にも標準化に関わる医学研修の問題があるとの分析から、東京ベイ浦安市川医療センターの研修プログラムではこれまでの後期研修医(今後は専攻医に呼称変更)の先生方にもJADECOM内の地域の病院にも出向いていただきました。初めは地域研修に及び腰であった研修医の皆さんの多くも、ひとたび地域に出向くと、これまでとは一味違った経験を数多く積み、喜びを知り、自信を持って、一回りも二回りも成長した姿で、東京ベイでの研修にまた臨んでいる姿を見ることができています。また若い先生方が研修にいっていただいた地域の病院では、若い先生方から元気をもらった、知識もupdateできた、との嬉しい声も伺っています。管理者として、JADECOMの理事として嬉しい限りです。そこで2017年度からの新たなプログラムにも地域医療研修を組み込みました。

 一方基幹型研修病院として2017年度は4回目の初期研修医募集となります。こちらもまだ若いプログラムではありますが、毎年修正を加え良きブラッシュアップができてきていると自負しています。若い病院ですので困難はあるでしょうが、困難はすべて皆さんの糧になるはずです。是非チャレンジして頂きたいと思います。チャレンジ精神あふれる意気軒昂な諸君が集まってくれることを期待しています。

 今日本の医療は大きな岐路に立っています。急激な高齢化に伴い、制度自体も大きく変革を余儀なくされるかもしれません。しかし医師の働き、使命に違いが来るはずはありません。20年後、30年後も自信を持って医療に携われる、その基礎を身につけるために、私ども、東京ベイ浦安市川医療センターの研修プログラムは絶対にお役にたてると信じています。一人一人の医師に着実な研修を積んでいただくことこそが日本の医療の改善につながると信じ、その実践を日々行っています。志の高い諸君に決して失望はさせません。きっと10年後にはこのプログラムの終了生であることに誇りが持てるような研修を提供します。もちろん新たな挑戦ですので課題も次々に現れるでしょう。しかし東京ベイの合言葉「アオイクマ」に込められた「あせるな、おこるな、いばるな、くさるな、まけるな」の精神をモットーに、課題を克服していきます。多くのambitious な諸君の参集をお待ちしています。


センター長からのごあいさつ

東京ベイ・浦安市川医療センター センター長 伊瀬知 敦

東京ベイ・浦安市川医療センター 研修医募集にあたり

公益社団法人地域医療振興協会
東京ベイ・浦安市川医療センター センター長 伊瀬知 敦

 公益社団法人地域医療振興協会は「へき地などの医療の確保と質の向上を図り、地域の振興を図る」目的に設立され、2016年に創立30周年を迎えました。北海道から沖縄まで、診療所・複合施設・介護老人保健施設・地域の中核病院や基幹型臨床研修病院、看護学校など様々な形態の施設を運営しています。


 その基幹型臨床研修病院の一つが、東京ベイ・浦安市川医療センターです。地域医療振興協会として、「いついかなる時でも医療を受けられる安心を、全ての地域の方々にお届けしたい」という信念があり、当然ながら東京ベイ・浦安市川医療センターもその信念の上で運営されています。

 何故、へき地の医療の確保のために基幹型臨床研修病院を?と思われるかも知れません。プログラムの詳細については、それぞれの紹介を見ていただくと解りますが、国際水準の知識やスキルを身につける事を目標にしながら、チーム医療・他職種連携を意識した病院運営に携われるようになっています。断らない救急を実践し(救急の応需率は97%を超えています)、総合内科・一般外科を中心とした入院管理を行い、各科専門科が指導・サポートする体制を整える事で、専門的にも総合的にも診ることが出来ます。

 東京ベイ・浦安市川医療センターでの研修を受ける事により、臨床能力だけでなく、他職種との連携・コミュニケーション能力が養われどのような地域・環境においても、求められる役割に応じて協調・変容ができ、様々な問題に対応出来るような医師に成長していることが、研修を修了する頃には確認出来るはずです。

 一定期間の地域研修も盛り込まれている総合内科プログラムにおいては、地域研修期間中に東京ベイ・浦安市川医療センターとは違った経験を得られます。それぞれの地域の医療従事者に対して新鮮な刺激を与える存在として受け入れられ、逆に地域でしか得られない刺激を体験することで、地域研修終了後には一回りも二回りも成長して東京ベイ・浦安市川医療センターへ戻ってきています。

 将来どのような場所でどのような活躍をするか、それぞれ抱いている夢に違いはあると思いますが、いずれこのプログラムを修了した多くの医師がそれぞれの場所で、同じ理念・信念を持って活躍することにより地域医療が充実していくことを願っています。

 是非、魅力のある東京ベイ・浦安市川医療センターの研修プログラムにお越し下さい。


シニアアドバイザーからのごあいさつ

東京ベイ・浦安市川医療センター センター長/研修委員長 藤谷 茂樹

一つの理念に則って病院運営できる病院は数少ない

公益社団法人地域医療振興協会
東京ベイ・浦安市川医療センター シニアアドバイザー 藤谷 茂樹

 公益社団法人地域医療振興協会は、医療法人の中で、日本で初めての公益法人を取得した公共性の高い団体です。私自身、地域医療に9年専念し、海外で7年の研修後に帰国し、2012年4月より、東京ベイ・浦安市川医療センターにて、344床の新病院・新体制で、日本でもまれな研修システムの病院を立ち上げました。下記の点が、大きな特徴となります。


  • 地域の病院にて、実践的な研修を組み入れつつ、東京ベイ・浦安市川医療センターでは、指導医陣からの直接指導を受けることができ、3年間で効率的な研修を受けることができます。そして、3年間のプログラムの実績として確実な成果をあげています。
  • 断らない救急を目指し、総合内科、一般外科を中心にした患者管理を行い、専門家がそのサポートを行うような米国型システムを、日本風にアレンジして導入いたします。総合内科には日本でも活躍しているレベルの高い指導医陣を確保していますので、患者様にご迷惑のかかることはないように細心の注意も払うようにいたします。そして、ER、総合内科、ICU管理とホスピタリスト育成に力を入れます。
  • ICUは344床の病院に対して14床、CCU/HCU12床、そしてこれらの病床はclosed ICUとし、最新のモニター、データ管理を行い、学術活動にも力を注いでいます。
  • 下記の図の通り、JADECOM東京ベイ研修プログラムに賛同してくださる臨床・教育を重視してくださる指導医にお越しいただいております。
  • 全国から優秀な看護師、コメディカルにお越しいただき、シミュレーション教育などを用いて、標準的な医療を展開いたします。
  • 2013年度から基幹型研修病院として初期研修医を受け入れ、総合内科新専門医制度では、有名教育病院とも連携を結んでいます。
  • 市中病院でありながら、臨床面はもちろんのこと研究面でも活躍できる場を提供し、藤谷もacademic positionを東京ベイ・浦安市川医療センターとの関連病院である聖マリアンナ医科大学に残しており、大学病院と提携していることで学位取得の可能性もあります。
  • ACGME(米国研修評価機構)に準じた研修医教育を目指しています。今現在、60名近くの東京ベイ研修プログラム専攻医が所属しておりますが、日本でも稀に見るホスピタリスト養成コースを展開しています。

日本の新規病院でこれだけの布陣を揃えて、一つの理念に則って病院運営ができる病院は数限りなく少ないです。東京ベイ・浦安市川医療センターでは、この理念を実現させるためには、研修医の皆様の協力とエネルギーが必要となってきます。是非、この東京ベイ研修プログラムにお越しください。


JADECOM研修アドバイザーからのごあいさつ

ハワイ大学医学部外科教授 NKPディレクター 町 淳二

アメリカACGMEのような国際標準に則った
研修医主役の研修システムの実践が必須

ハワイ大学医学部外科教授 JADECOM研修アドバイザー 町 淳二

 日本いや世界の医療を担っていく皆さん。

 日本の医療や医師育成(医学教育・研修・生涯教育)に危機感はありますか? それとも現状に満足し、このままで良いのですか? 皆さんが医療者として活躍するこの先40年50年、日本の医師育成・医療は大丈夫でしょうか?


 最近私はあちこちで「日本の臨床研修の開国」をうたっています。「開国」と言うからには、「日本の臨床研修がまだまだ鎖国状態にある」とグローバルな視点から捉えるからです。坂本龍馬の時代ではあるまいし、まさか? 例えば、アジア各国と比しても日本は、海外の優位点を迅速に導入する(改革する)ハングリーさに欠けています。医療のサイエンスと共にアートを学ぶBedsideでのActive Learningシステム、グローバル化してきている研修の国際標準化・スタンダード化を推進しないと、「鎖国日本」は10年後には医師育成の後進国になります。「臨床研修の開国」には、政府・官僚からのトップダウンではなく、現場の医療者と受療者によるアメリカACGME(卒後医学教育認可評議会)のような臨床研修システムの導入が必須です。

 日本をアメリカ化しようというのではありません。国際標準を学び国際的にも通用する医師育成は、日本が日本の良さ・日本医療の美しさを世界に発進する上でも重要です。それ以上に、皆が認める標準医療を日本の地域に浸透させるために必須です。医療の地域格差をなくし、どんな地域でもへき地でも同じ標準医療が国民に提供でき、またその地域で標準医療を教育(研修)もできる体制創りが急務と考えます。

 そのような世界のどこでも日本のどんな地域でも自信を持って標準医療が実践できる医師育成をミッションに掲げ、JADECOMの基幹研修病院として東京ベイ・浦安市川医療センターは2012年4月にオープンしました。すでに管理者・センター長からの説明のごとく、ACGME方式で臨床研修を実施しているのがこのJADECOM東京ベイ研修プログラムです。

 JADECOM東京ベイ研修プログラム(ミッション、ゴール、各科研修内容、研修体制、米国研修など)につきましては研修内容の項を参照いただきたいですが、いくつかのポイントを引用すると、

“君が創る!日本初ACGME方式研修”

  • “GME of the residents by the residents for the residents”:研修医の研修医による研修医の為の卒後研修
  • 東京ベイJADECOM東京ベイ研修プログラムは君が創る
  • JADECOMの地域医療改革とジェネラリスト育成理念の基にNKP指導医が結集
  • 研修の主役は研修医:君に学ぶ権利あり、ただし責務もあり:学習者と共に後輩を教える教育者にもなる
  • 日本初、ACGMEアウトカム・研修内容に則る
  • Six-competencies(医師の6つの能力)を達成ゴールとしてその実践・評価・フィードバック・改善を継続する
  • 君の努力で救急対処可・オールラウンド地域医療医、国際的な医療医になる
  • 外にオープン:JADECOM関連の地域研修病院をはじめ、海外研修病院・医学部も含め他病院の研修プログラムとの交流
  • Inter-professionalな教育を通してチームケアのリーダーとなる
  • Globalに通用する英語能力をつける:外国人指導医確保、英語カンファレンス
  • Work-life balanceをとりつつ、学ぶに必要かつメリハリのある研修勤務体制を共に構築する
  • IT活用、各種教育コース参加をサポート:米国研修医と同様のIn-Training Examination受験
  • 研修医のプログラムや指導医への逆評価重視し、常にプログラムの改善に努める
  • 研修委員会への研修医参加可能:24時間、研修問題点・研修医の意見に対応

 皆さんのような勤勉でモラルの高い日本人を、JADECOM東京ベイ研修プログラムのような優れたシステムに置けば、Best & Brightest研修医・医師が誕生すると信じます。共に日本一の研修を目指しましょう。